診療案内

包括的歯科診療・歯周病治療・審美歯科治療・インプラント治療・矯正治療・顎関節治療・咬合再構成治療・メインテナンス

診療理念

歯の病気には必ず原因があります。病気を引き起こした原因にアプローチしなければ、治療してもやがて再発してしまうでしょう。
当院では、口腔全体を詳しく診査して病気の原因をなくすことから治療を始めます。
そして包括的な視点から、あなたのお口に最適な治療法を選択します。
治療後は、回復した口腔の健康を定期的にサポートいたします。

包括的歯科治療

口腔の病気を虫歯だけでなく、歯肉や顎の骨・顎関節・顔面骨格まで総合的に調べて、問題点を探りだし、
さらに個々人の年齢やライフステージを考慮したうえで、その人に最適な治療を行う方法を包括的歯科治療といいます。
当院では、一本の歯から顎顔面にいたるまで、包括的な視点から病気を診断し、理想的な治療を行うことに力をいれています。

包括的歯科治療

その人個有の問題点を、顔面骨格・顎関節・咬み合わせ・歯と歯周組織(歯肉と顎の骨)に分けて診査し、病態を総合的に読みとります。
そして、機能回復に必要な治療を組み合わせて総合的な治療を実践します。

治療前のレントゲン写真 ・・歯周病治療・咬み合わせの治療・インプラント治療・・治療後の口腔内写真とレントゲン写真

歯周病治療

歯周病とは、歯を支えている歯肉や歯槽骨に細菌が感染しておこる病気です。
自覚症状があまりないため、気づかないうちに進行します。
放置しているとやがて骨吸収が進み歯がグラグラになり、抜かなくてはならなくなります。
治療には、歯石の除去や歯周外科手術を行いますが、歯周病の多くは、生活習慣に由来する病気であり、
患者さん自身の丁寧な歯みがきと歯科衛生士によるメインテナンスが大切です。

美しい健康な歯周組織とは

健康な歯肉は、ピンク色で、歯にしっかりとくっ付いて引き締まっています。ブヨブヨしていません。
もちろん、触っても血がでることはありません。
歯と歯の間は歯肉で埋まっていて、すきまがありません。レントゲン写真を見ても、歯根がしっかり骨の中に埋まってる様子がわかります。

歯周病による歯肉と骨の喪失

歯周病の診査では、ポケットの深さを測ります。
この歯周ポケットの深さ(9mm)と痩せてしまった歯肉の量(3mm)を合わせたものが破壊された歯肉と骨の量になります。
本症例では 12mm もの歯周組織が失われたことになります。
歯肉が赤く腫れています。ここまで骨の吸収が進行してしまうと、ほとんど手遅れです。
しかし、この一歩手前まで痛みを感じることはありません。知らないうちに進行する歯周病は、定期的な検査と早期治療が大切です

歯周病治療 【歯周病にもいろいろなタイプがあります】

浮腫性で炎症が強く出血しやすいタイプ、炎症がとれると、すいていた歯は自然にくっついてきます

治療前の歯肉は、腫れて歯の間が埋まっている。
治療後は歯肉がひきしまって色はピンク色で、形は腫れが引いてひきしまっている。
歯肉がひきしまった分、歯と歯の間がすいてくるのは、歯肉の下にあった骨が溶けてしまっているのでやむをえません。
早期に治療を開始すれば、歯と歯の間のすきまはほとんどできません。
矯正治療を行ったので歯ならびも良くなり、メインテナンスしやすくなりました。

歯周病治療 【歯周病治療によって、溶けた骨を再生させることも可能です】

左の手術中の写真をみると、すり鉢状に骨が溶けています。
真ん中のレントゲン写真でも、骨がとけている様子がわかります。
右の治療後のレントゲン写真では、失われた骨が再生しています

審美歯科治療

審美歯科治療とは、歯と歯肉の美しさを回復するための総合的な治療のことです。
口元の健康と審美性をそこなった黒く変色してしまった歯や虫歯、
赤く腫れた歯肉、乱れた歯ならびをさまざまな治療法と最新の材料を組み合わせて治療いたします。
そして、小児から成人、老年期まで、それぞれの年代に合った健康的で美しい口元を回復することが目標です

審美歯科治療【症例1. セラミックインレーによる歯冠修復】

銀合金のつめものをセラミックに作りかえています。金属と比べて自然で美しく、適合や形も機能的です

審美歯科治療【症例2. 臼歯部のメタルセラミッククラウンによる歯冠修復】

治療前 : 銀合金のかぶせものと歯の変色がみられます

治療後 : 歯本来の白く自然な色と形態をとりもどしました

審美歯科治療【症例3. 前歯部のメタルセラミッククラウンによる歯冠修復】

a.治療前もセラミックによる歯冠修復ですが、継ぎ目が露出し、色も白すぎて自分の歯に合っていません。
b. c. 治療後は、自分の歯と調和した自然な形と色が回復されています。

審美歯科治療【症例4. オールセラミックによる歯肉と調和した歯冠修復】

セラミックの内側に金属を使っていないので、症例3と比べて歯肉の色がより自然になります

メインテナンス7年後、すべてセラミックによる歯冠修復です

審美歯科治療【症例5. ブリッジによる歯冠修復 : メタルセラミック】

歯冠修復の前に、歯肉や歯ならびを治しておかなければならない症例もあります。
本症例も、歯列不正と歯周炎で歯肉がデコボコしています。
そのため、歯周病治療と矯正治療を行い、歯肉と歯の位置を改善した後に、歯冠修復を行いました。
右上中切歯は保存不可能なため抜歯、その後、欠損部に自然な形の歯が作れるように歯肉を修正して、セラミックによる歯冠修復を行いました。

審美歯科治療【症例6. 歯列が乱れ、色と形が不自然な症例に対するオールセラミックよる歯冠修復】
治療ステップ

矯正治療・歯周外科治療の後に、一本だけ残っている右上の中切歯と調和した、オールセラミックによる歯冠修復治療を行いました。
完全なシンメトリックではなく、歯・歯肉のラインに多少の乱れが残っていても、かえって躍動感と個性のある自然な美しさがあります

審美歯科治療【症例7。 変色した歯のホワイトニング】

神経が死んで茶色く変色した歯を、削って冠をかぶせなくても薬によって漂白することができます。

インプラント治療

インプラント治療とは、失った歯の代わりにチタン製の人工歯根を埋め込んで、機能と審美性を回復する治療法です。
ブリッジのように隣りの歯を削る必要がなく、取り外し式の義歯のようにバネが見えたり、違和感を感じたりすることがありません。
インプラント治療は、壊れつつある口腔を立て直すための有効な治療法のひとつです。
当院では、20年前より行っており、症例に示すように良好な経過を得ています。

インプラント治療【症例1. 総入れ歯とインプラントによる咬合再構成】

治療前 : 虫歯や歯根の破折によって臼歯部が失われてしまった。
上顎は総義歯(取り外し式の入れ歯)で、下顎はインプラントによるブリッジで対応しました。

CT による診査を行い、保存不可能な弱い歯を抜歯後、8本のインプラントを埋入しました。
その上に、セラミックによる歯冠修復を行っていてます

治療後 : 上顎は総義歯。下顎はインプラントとセラミックによる歯冠修復

治療後 : 天然歯と同じような審美性と機能が回復されました。
歯肉との調和もとれています。小臼歯部には、抵抗力を増すための歯肉移植を行っています。

インプラント治療【症例2. インプラントによる歯冠修復】

治療前 : 下顎臼歯がなくなり、食事が不自由な状態です

模型上に制作されたセラミッククラウン。両側の奥歯2本はインプラント

治療後 : 天然歯とインプラントの区別がつきません

矯正治療

矯正治療とは、乱れた歯を動かして、歯ならびや咬み合わせを治す治療法です。
不正な歯ならびは、歯を磨きにくいため虫歯や歯周病のリスク要因ともなります。
当院では、歯周病・咬み合わせの病気・審美性の回復など、を目的とした大人の矯正治療に力を入れています。
整った美しい歯ならびは、口腔全体の健康維持につながっています。

矯正治療【歯周病・咬み合わせの不調和・顎関節症 に対する矯正治療】

矯正治療によって、非常に窮屈でストレスの多い咬み合わせが、改善されました。
歯周病治療も同時に行い歯肉も健康になりました。

顎関節治療

口を開けると顎が痛い、関節で音がする、などの症状が顎関節症の初期症状です。
進行すると下顎のズレや顔のゆがみを伴うこともあります。
自分でも気づかずにしているさまざまな生活習慣や咬み合わせの不調など原因は多様です。
当院では、必要に応じて、CT・MRI・レントゲン写真・顎関節の機能を診断するME機器などを用いて詳しい診査のもとに治療を行います。

顎関節症治療【顎関節症に対して当医院で行う各種診査法】

食事をしたり、笑ったり、さまざまな下顎運動の回転・滑走軸となっている顎関節が痛みを感じることなく、
スムーズに動けることはとても重要なことです。
本症例は、進行した顎関節症で右側の顎関節の骨が溶けています。

咬合再構成治療

虫歯や歯周病によってたくさんの歯を失ってしまい、顎のズレや咀嚼障害・顎関節障害・審美障害・場合によっては顔や姿勢のゆがみ、など
広範囲にわたる病変に進展してしまった状態を咬合崩壊といいます。
咬合再構成治療とは、崩壊した原因に応じて、必要な治療法を併用し、失われた口腔の健康を回復することを目的としています。
当院では、総合的な診断のもとに精密な治療技術の実践と口腔全体の機能回復を行っています。

咬合再構成治療【顎口腔全体を視野に入れた包括的な歯科治療】

咀嚼機能障害と審美障害を主訴とした咬合崩壊に対して、
歯周病治療・矯正治療・インプラント治療・歯冠修復治療・欠損補綴によって、審美性の回復と咬合再構成を行いました。

治療前 : 臼歯が抜けてしまって、歯列全体の崩壊に進行中です。
このまま放置すれば、もっと多数の歯を失っていきます。

治療後 : インプラントとセラミックによる歯冠修復で、審美的かつ安定した咬合が回復されました。

メインテナンス

長い間苦労して治してきた口腔の健康を、治療期間よりも何十倍も長いこれからの人生で、再び悪くしないためには、
1~4か月ごとの定期的なメインテナンスが必要です。今からが健康維持のための再スタートです。
当院の経験豊かな歯科衛生士が、患者様それぞれのお口の状態に応じたプロフェッショナルクリーニングを行い、
生涯にわたってサポートいたします

メインテナンス【PMTC : 歯科衛生士による歯のクリーニング】

治療終了後も定期的に来院していただいて、せっかく治した歯や歯肉がふたたび悪くならないように、
歯科衛生士による徹底した歯のクリーニングを行います。
お口の中がスッキリして本当の爽快感を感じていただくことができます。

歯科衛生士によるクリーニングの後は、フッ素を塗布して虫歯を予防します。

【PMTC の手順】
  • ① 超音波によるポケット内の洗浄
  • ② プラークの染め出し
  • ③ 音波ブラシ、歯間ブラシ、フロス
  • ④ PMTCペーストによる歯面研磨
  • ⑤ フッ化物の応用